2010年03月06日

『Coffee and Cigarettes』

coffee[1].jpg



タイミングが合わないと気にはなるものの触手が動かない作品って私の中ではあるのですが、この映画がまさにソレ。

ツタヤの棚でチラ見をしつつ、まだ気分じゃない、と手にとれずにいたのですが、最近タバコが復活してしまったのでなんだか猛烈に見て見たい気分になりめでたく鑑賞となりました。


若かりし頃はカフェで本読みつつコーヒーとタバコが至福、って感じだったのを思い出しつつ。
スタバなんてタバコ吸えないからいかないもーーん!ってなアマだった私が別に禁煙しようとも思わず、いつのまにか体が欲しなくなっていた、って感じで自然に吸わなくなっていたのですが。
今猛烈にタバコを体が欲してまつ。ダメじゃん、オレ。○| ̄|_

ストーリーなんてなくって、コーヒーとタバコを片手に繰り広げられる何気ない11組の会話のエピソードからなる構成。

これが本当にその辺のカフェで聞き耳立ててる様な会話なのだけれど、なんだかモノクロの映像と相まってものすごくシャレてる雰囲気。
とりとめのないただの会話を切り取った感じで別にオチもない話をだらだらしてるだけだけど、そこに思わずプッと噴き出してしまうクールなユーモアがあって。
この雰囲気、好きだなぁ。
本来、こういう幾つかの話がブツ切りに組み合わせてある映画ってニガテなのに、コレはツボった。
登場人物の俳優の名前がそのまま役名で使われているのがなんだかおかしい。



(各エピソードのさわりはココのHP、ENTERより)

coffee2[1].jpg




個人的に気に入ったのは「RENEE」、「COUSINS」、「DELIRIUM」。


「RENEE」:いるいる!海外のカフェに行くとこういうウエイター!!って思わず笑ってしまったこのエピソード。
仕事熱心と思ってたら単に話したいだけかと笑

「COUSINS」:ケイト・ブランシェットが一人二役、と後で知ってびっくり。ロック(パンク?)なシェリーがあのお上品なケイトには到底見えません。ここで世の中の仕組みを鋭く言い当ててるシェリー。お上品なケイトから高価な化粧品(香水かな?)を貰って一言。「お金持ちの所にはタダでモノが手に入るのに」って意味の事を言ってたのですが、そのセリフにハッとしましたね。

「DELIRIUM」:これはビル・マーレイがファニー!!!で本当にツボった笑
ビル・マーレイその人の役で何気にカフェでウエイターをしてるんだけれど、サーバーからコーヒーを直飲みする姿にひゃーーー!!でしたよ。なんかこの人って存在そのものがファニーな感じ(笑)


モノクロの硬質な感じがこの雰囲気を本当に良く引き立ててるなーと思いました。
これがもしカラーだったら、なんのインパクトもないぬるい感じの映画になってるはず。


人生で真に豊かな事ってこういう人と人との何気ない繋がりを持てる愛すべき時間があるかどうか、って感じがすると思ったのでした。

posted by kk at 20:49| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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